前回、前々回のブログでは、新型コロナウイルスの影響で来日できなかった外国人技能実習生（以下実習生）や、実習実施先での継続が困難になった実習生に対する措置について紹介しました。しかし、影響を受けているのは「これから」「現役」の実習生だけではなく、既に実習を終えたOBたちも同様で、感染拡大防止を目的とした「各国間の移動制限」「飛行機運休」などの影響で、一部の実習生は帰国困難な状況です。

これを受け現在は、「短期滞在（９０日・就労不可）」「特定活動（３か月・就労可）」への在留資格変更が認められています。詳細に関しましては、下記をご確認ください。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大等を受けた技能実習生の在留諸申請の取扱いについて

当組合にも、先日3年間の実習を満了したものの帰国できずに日本に残っている実習生がいます。そのうち8名が組合の寮で生活しており、組合スタッフが差し入れを持って様子を見に行ってきました。
少し緊張しているのかぎこちない感じでしたが、元気そうで何よりでした。接触を減らすために、早々に寮を後にしました。

これからも実習生たちは新型コロナウイルスの様々な影響を受けると思いますが、心のケアもしながらサポートしていきます。何より、ウイルスに罹患しないことを心より願っています。