新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、現在も様々な国の間で渡航制限が実施されています。そんな中政府が、4ヶ国について入国規制を緩和する方向で検討に入ったという内容が、各種メディアにて報道されています。ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドです。

これらの4ヶ国は感染が比較的落ち着いており、企業の関係者などから要望が高まっているとのことです。

ベトナムは5月末現在、感染者数約300人、死者ゼロと、コロナ対策では高い評価を受けております。弊組合ではベトナムからの外国人技能実習生（以下実習生）を多数受け入れており、2月に面接の同行で訪れました。その際も、各所での検温、エレベーターのボタンの消毒など、日本とは比べ物にならないくらいの徹底ぶりだったようです。

現在日本への渡航を待っている実習生が多くいます。前回の記事でも触れましたが、緩和されてもすぐに入国できるわけではありません。航空便の問題、優先順位、感染状況の変化など様々な要素が絡んでくるので、具体的にいつ頃入国できるのかは明確でない状態です。受け入れ企業、実習生、双方の不安を取り除くべく、情報を細かく収集し正確に把握、展開していきたいと思います。