KTCC NEWS

広報誌「KTCC NEWS」

KTCC NEWS 第8号(2020年8月)

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●活動紹介
 ~ ありがとう作文 ~ 


ありがとう作文
当組合では毎年、「ありがとう」をテーマとした、実習生による日本語での作文コンクールを開催しています。 日本語力の向上だけでなく、伝えたい相手を思い浮かべることによって感謝力を養うことも目的としています。 原稿用紙2~3枚程度ですが、実習生にとっては決して簡単なものではなく、消極的な実習生もいます。 そのため、前述の目的に加えて、普段はあまり言えない「ありがとう」を伝える絶好のチャンスであるということを実習生に説明し、応募を促しています。

募集期間は6月から8月までの3ヶ月。 800を超える応募の中から厳正なる審査を経て選ばれた上位30作品は、翌年の春頃に刊行される「ありがとう作文優秀作品集」の中で紹介されます。 この春にできあがった2019年度作品集より、優秀賞(ベスト5)に選ばれたチャンさんの「ありがとう」を紹介します。

チャンさんが「ありがとう」を伝えたい相手はお父さん。日本に行くことを家族に相談した時、みんなが反対する中お父さんだけは賛成し応援してくれました。 しかし、決して楽ではない生活の中で自分を支えてくれるお父さんに、きちんと「ありがとう」を伝えたことがありません。チャンさんの「伝えたい」想いに胸を打たれる作品です。

勉強会

●勉強会
 ~ カビについて ~ 


勉強会
サポートスタッフ向けの生活指導講座を開き「カビ」について学びました。 今年も既に、食中毒が原因と考えられる体調不良で実習生が仕事を休む事例が発生しており、サポートスタッフ自身が正しい知識を身に付けた上で指導することが目的です。 カビが引き起こす健康被害の説明から始まり、カビの種類とそれぞれが発生しやすい条件、予防方法についての見識を深めました。

カビは見た目に汚いことはもとより、健康にも悪影響を及ぼします。カビの種類によっては専門業者に除去を依頼せねばならず、実習生が寮を退去する際に追加料金が発生する可能性もあります。 この季節の定期訪問時には、寮における衛生管理指導(キッチン周りや冷蔵庫、食べ残しのチェック等)をいつも以上に徹底し、実習が滞らないようスタッフ一同気を引き締めて取り組んでいます。


ありがとう作文

●思い出
  ~ 青州まつり ~ 


昨年10月、和歌山県紀の川市で行われた青洲まつり。 江戸時代の嫁入りを模した行列に参加したのは、ベトナム・ミャンマーから来た同市D社の実習生たちです。 以前より日本の伝統文化に興味があり、色々な経験がしたいという希望を地元の方に伝えていました。 そんな中、市の日本語教室でエキストラ募集のことを知った好奇心旺盛な実習生たち。迷うことなく参加を決めました。

準備や練習、お祭り当日もやり取りは全て日本語。 会社や組合以外の人と話をする絶好の機会とあって、実習生たちは積極的に話しかけ、分からないことは質問しました。 地元の方たちは、実習生たちが理解できるよう、ゆっくり丁寧に教えて下さいました。

当日は半纏と股引き、足袋と草履といった衣装を身に付け、頭は「ちょんまげ」スタイル。 江戸時代、おしゃれを追求して様々な形が生まれたというちょんまげですが、「昔の日本人のヘアスタイルはとてもかっこよくて強そうだな!」と思っていたそうです。 お祭りの後実習生たちは、「忘れられない思い出になった」と話してくれました。 楽しかったのはもちろんですが、日本語や伝統文化に関する学びが詰め込まれた、とても貴重な経験となりました。

思い出 思い出 思い出
思い出 思い出 思い出

●日本語の時間
 ~ 小テスト ~ 


小テスト
福岡県にあるK社には、昨年11月より実習生6名が在籍しています。 配属時、素敵なウェルカムボードで実習生を迎え入れていただいたK社。 日本語教育にも大変積極的であり、毎月の定期訪問時の新しい試みとして、日本語小テストを行うことを組合より提案、実施しました。

この日は初回ということで、日本語能力試験N4程度(当組合実習生が配属時の目標としているレベル)の簡単な問題に挑戦しました。 ひとりひとりが決められた時間内に問題を解き、答え合わせでは実習生が順番に回答を読み上げていきました。 不正解者にはわかる者が教えるようにしていましたが、結果はひとりが1問間違っただけであとは満点でした。

今回の小テストは抜き打ちで行いました。突然のことで実習生たちは少し緊張気味でしたが、高得点を取ってとても嬉しそうでした。 日本語に対する自信がつき、勉強に対するモチベーションを高めるきっかけとなりました。 今後は問題のレベルを少しずつ上げながら継続し、他企業への展開も視野に入れながら実習生の学びをフォローしていきます。


勉強会

●コラム
  ~ あたり前の行動 ~ 


D社の実習生Aさんは帰宅途中、具合が悪く道端でうずくまっている高齢の女性と遭遇しました。 見過ごすことができなかったAさんは、一緒に帰宅していた日本人社員とふたりで女性を抱きかかえて自宅まで送り届けました。 後日、女性の家族が実習生の寮を訪問され、「感謝の気持ちを伝えたい」とお礼の言葉と共に現金を渡されました。 しかしAさんは、「困っている人を助けるのはあたり前のこと!」と言い、現金の受け取りを辞退しました。

このエピソードを聞いた数日後、私は電車の中である光景を目にしました。 白杖を持って乗車してきた目の不自由な男性。私も含めた周りの乗客が「席を譲った方がいいのかな」と思い始めるより早く、 座席でスマホを見ていた若い男性がスッと立ち上がり、「こちらに座ってください」と声をかけました。 そして、その目の不自由な男性の身体を支えながら座席に誘導した後、何事もなかったかのようにスマホに視線を戻しました。 私にはこの若い男性の振る舞いが、実習生Aさんの姿と重なって見えました。

―「どうしたのかな?」「大丈夫かな?」「助けなくては!」―ほとんどの人は、困っている人がいたら助けたいと思っています。 しかしながらそのような状況が不意に目の前に現れた時、自分がこれからなすべき行動を「感謝されるような行動」と考え、気おくれしてしまう人が多いのではないでしょうか。 一方で前述のふたりの行動はいずれも、あたかも呼吸をするような、ご飯を食べるような、あまりに「あたり前」感にあふれているように私は感じました。 気おくれすることなく、皆があたり前の行動を無意識にできるような世の中へ。彼らに続いてまずは私から。


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