KTCC NEWS

広報誌「KTCC NEWS」

KTCC NEWS 第9号(2020年9月)

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●日本語の時間
 ~ テレビ番組 ~ 


日本語の時間
ベトナムからの実習生が共同生活をする大阪府K社の寮。 整理整頓された部屋の片隅に置かれたテレビからは、夕方の情報番組が流れていました。 彼らは日本のテレビ番組を毎日見ており、ジャンルは様々。 特に好きなのは食べることを競うバラエティ番組で、辛い物を食べながら叫んでいる様子がおもしろいそうです。 また、「ドラマは時代劇が面白い」と言いながらスッと刀を抜く仕草は、とても様になっていました。

K社の実習生は、テレビを見るようになって日本語力が向上したことを実感していました。 日本のテレビ番組を視聴することには、彼らが日本語を学ぶうえで多くのメリットがあります。 映像からイメージしやすいこと、自然な日本語であること、楽しみながら学べることなどに加えて、表現や言葉のバリエーションがとても豊か。 仕事で使われる日本語というのは、案外限られているものです。 常に多種多様な情報が発信されるテレビからは、シチュエーションに応じた表現や言葉を学ぶことができます。 しかしテレビは一方通行ですので、より生きた日本語を身に付けるには、テレビの内容について話をするなどのアウトプットが必要です。


日本語の時間

●活動紹介
 ~ KUMIAIだより ~ 


当組合では、実習生向けの情報誌「KUMIAIだより」を毎月1回配布しています。 四季折々の日本の行事や日本で生活する上で必要となる情報をふりがな付きの日本語で伝え、学びながら日本での生活を豊かにしてもらうことが目的です。 また、遊びの要素を取り入れた「頭の体操」をはじめ、各記事を日本人社員との会話のきっかけにしてもらうことも想定しています。 配布はSNSを通じて行い、定期訪問時のトピックスとしても利用しています。

S社の定期訪問では、各実習生に記事をひとつずつ割り当て、読み合わせをすることにしました。 問題なくスムーズに読み終えた実習生、ゆっくりではあるけれど最後までやり切った実習生、緊張がはっきりと伝わってくる実習生など出来栄えは様々。 その中で特に目を引いたのは、日本語能力試N2に合格している実習生Tさんでした。 日本語で書かれた文章をそのまま読むだけではなく、内容をまとめて自分自身の言葉で表現しており、その場にいた全員がその実力に驚かされました。

実習生の実力の引き出しを開ける可能性も秘めたKUMIAIだより。 役に立つ情報を紹介することはもちろん、利用の幅を模索しながら、実習生にとって有意義なものにしていきます。


KUMIAIだより KUMIAIだより

●ひと

タオさん、ヴァンさん(ベトナム)2017年9月入国


大阪府F社にて機械検査の技術を学ぶタオさんとバンさん。今秋には3年間の技能実習を満了する予定です。 自分に向いているこの仕事をもっと続けたいという想いから、特定技能者として継続して就労することを希望しました。 日本語能力試験もそれぞれN2、N3に合格しており、今後もより一層活躍することが期待されます。

この3年間ベトナムへは一度も帰っておらず、家族に会えない淋しさを感じることもあるそうです。 しかし職場の日本人の方がとても気にかけてくださるおかげで、楽しく過ごすことができています。 京都のお寺、桜の名所、花火大会、紅葉狩りなど、色々な場所へ連れて行ってもらったことを楽しそうに話してくれました。

現在は同じ寮で生活するふたりですが、特定技能者となったらそれぞれがひとり暮らしをする予定です。 家賃などの負担は増えるけれど頑張ってみたいという、実習生から一歩進んだ自立心をふたりからは感じることができました。 特定技能を終えた後は、ベトナムの日系企業で働きたいタオさんと、今はまだ決めていないバンさん。 会社の即戦力となるふたりのこれからの成長を、今後も支援していきます。


ひと ひと
組合サポートスタッフの説明を聞きながら特定技能に関する手続きをするふたり。大阪出入国在留管理局にて。

●トラブル事例
 ~ 交通ルール ~ 


A社の実習生が通勤で通る小学校前の通学路。歩道は車輌通行禁止で、自転車は車道を走行しなければなりません。 自転車通勤をする実習生に対してルールを説明していましたが、1名が歩道を走行、警察より注意を受けました。 悪意のない不注意ではあったものの、通学路で非常に危険であることから再度全員へ周知し、当該実習生を厳重に注意しました。

交通ルールを守っていない自転車は、外国人に限らず頻繁に見かけます。 違反の自覚がない(ルールを知らない)もしくは危機意識が低いと考えられます。 改善されなければ自動車と同じように罰則を受けますし、何より重大な事故につながりかねません。 母国との交通ルールの違いに戸惑うこともあるとは思いますが、日本の交通ルールを身に付けるよう繰り返し指導していきます。

●コラム
  ~ 喜び ~ 


年長の娘が、「1から7まで数えてあげる」と言ってきました。 改まってどうしたのだろうと首をかしげる私に対して、「ついたち、ふつか、みっか・・・」と得意げな顔を見せる娘。 なるほどそういうことかと感心していると今度は「8はなに?」と尋ねてきました。「ようか」と教えてあげると、とても嬉しそう。 そこに「難しい」などの概念はなく、新しい言葉を知ること、それを披露することに「喜び」を感じているように思えました。

日本語が第一言語である子どもと比べると、実習生が日本語を習得するのは容易ではありません。 難しさから勉強を辞めてしまう実習生もいます。私自身語学留学中に、英語に対して自信をなくしていた時期がありました。 そんな私を前向きにさせてくれたのは、「英語の車内アナウンスを理解できた」「英語で道を聞かれ答えることができた」という小さな「喜び」でした。 実習生の日本語力は様々ですが、伸びた実習生は「喜び」を知ったのかもしれません。 日本人である私にできるのは、彼らに積極的に日本語で話しかけ、通じる「喜び」を感じてもらうこと。 些細なことでも実習生の学びに貢献できるのが、今の私の「喜び」なのです。


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