受け入れ企業様の声

当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。

大阪府K社

3人の個性が、ちょうど良いバランスでお互いを伸ばしている。
JIS免許を取れたのも努力とライバル心の賜物です。

ベトナム人は器用で真面目。昔の日本のような「手づくり」感覚がその理由では。

石津川にあるK工場。取材のこの日はなんとすごい雷と大雨!しかも、スタッフを乗せた車が大渋滞に巻き込まれ、遅刻してしまうというとんでもない事態に……。
しかし、代表取締役社長のMさん、取締相談役のKさんご夫妻が、優しい笑顔で迎えて下さり、スタッフ一同大安心(笑)。無事、和やかに取材が始まりました。
「きっかけは、4年前にベトナム実習生についての大阪府の交流セミナーに参加した事ですね。
前からベトナム人は器用だし真面目だということは知っていたからね」
確かにベトナム人は器用、というのは本当によく聞きます。
「小さい時からナイフとかで何でも作るからじゃないかな。僕たちも昔は作ったからね、竹とんぼとか、コマとか」
ニコニコと相談役のKさんが答え、ベトナム人である、関西技術協力センターからの同行スタッフのバッチも笑顔で頷きます。
「多分、子どもの頃からそうして日常的に物を作るから、ベトナムの人は器用なんだよね。しかも頭がいるからねぇ、人より(竹とんぼを)飛ばそうとするのはね(笑)」
なるほど、納得です!Kさんはベトナムの面接にも行ったそうですが、実技レベルは線を描くときの「手の震え」に注目し、器用さを見分ける事にしたそうです。
「誰も震えなかったよ。日本人ならけっこう震えると思うんだけど。それを見ても器用だな、と。
面接でも、全員やる気のあるいい目をしているし、3人に絞るのが大変だったよ」

JIS免許まで取得した三人三様の個性!今のところ全員一勝一敗です(笑)

工場には、現在3人のベトナム人実習生が技術修得に励んでいます。
「優秀なベトナム実習生の中でも、真面目な子がうちに来てくれたという感じですね。わが子可愛さというのもあるけれど(笑)」
取締役社長のMさんからもお褒めの言葉を頂きました。ありがとうございます!
そしてまた、この3人のバランスが絶妙だそうで、Kさん曰く、「リーダー格というのはいなくて、三人三様でライバル同士みたいになってるね。日本語ができる子、技術ができる子、細かい気配りができる子。3人がお互い負けたくない、と高めあっている感じ。できる子が先走ったら、後の子が負けたらアカンと必死になって努力しているよね」
そんな3人の競い合いの努力が実り、なんと溶接協会のJIS免許を取得! これは技能検定の倍のレベルが要求されるとのこと。しかも、ベトナム人用のテストはないので(中国人用はあるらしいのですが……)
必死でひらがなを駆使しての、まさに血と汗の努力の賜物です。スタッフからも思わず歓声が! 
彼らを教える担当をずっとつけてくださっていたということで、本当にありがとうございます!
川方さんも目をいっそう細めてそのときのことを語ってくれます。
「すごい努力をしていたよね。日本人だと絶対諦めてしまうような……。ところがね、それがなんと、一番腕のいい子が逆になめてかかってね(笑)最初落ちてしまって」
あります、あります。成績の良い子がたまに油断しちゃうこと、ありますねえ(笑)。
「でもそのショックがよかったんだよね。結局追試で受かったんだけど、こんなふうに3人とも、なにかしら痛い目をみてる。みんな1勝1敗でね。それがいいのかもしれない。1人だけすんなりなにもかもうまくいったらちょっとね」
分かります。ただ、やはり現在でも3人という人数は難しいと感じられるそうです。
どうしても2対1になってしまうのだとか。
上手にバランスを取って仲良くしてね、実習生!

ステーキよりたこ焼き! 文化と慣れ親しみながら仕事を覚えていってほしいですね

実習生たちは仕事も順調に覚え、日本を満喫(!?)しているようで、こんなエピソードも飛び出しました。
「今どきの日本人の若い子のほうがコミュニケーションが苦手かも。彼らは社交的ですね。今じゃ、日本人スタッフの個性を見て冗談を言い分けたりするくらい(笑)。
一番好きな食べ物はたこ焼きだそうですよ。ステーキも食べさせたけどそれよりたこ焼きが美味しいって。
ただ、人間関係の悩みはこちらには言いませんね。ケータイがあるから、仲間同士で連絡を取り合って相談してる。実習仲間とか、出身が一緒だった子とかね」
確かに、ほかの組合からも実習生はたくさん来ていますからね……。
しかし、そういった情報交換は心配の種でもあります。
実習生たちには悪い情報に流されないように、本当に気をつけてほしいです。
「富士山を見に行ったんだけど、それがとてもよかったみたいで、ベトナムに帰るまでに今度は登ってみたい、と言ってるんですよ」
心には富士山の思い出を、手には技術を……。実現したら素敵すぎます!

組合へのご要望

3人とも優秀で、文句はまったくありません。
ただ3年間は短いですね。全部の技術を教えるのは、職種によりますがやっぱり5年は欲しいところ。
これからどんどん世界も日本も労働の状況が変わってくるし、それに合わせて、制度はもちろん、関西技術協力センターさんも柔軟に応対して下さればありがたいですね。

組合専務理事からの回答

いつも実習生がお世話になっております(恐らくバッチも・・・)。
来年行なわれる制度の改正を目前に、関連各省庁の動きが慌ただしくなってきております。
当組合では、受入れ企業様や実習生達にとって状況の変化がプラスに働くよう最新の情報提供や体制強化に努めて参ります。
お気づきの点がございましたらいつでもご遠慮なくおっしゃって下さい。

受け入れ企業様

取締役相談役:K様
場所 大阪府
事業内容 鉄骨工事業
作業 半自動溶接
国籍 ベトナム

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