受け入れ企業様の声

当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。

兵庫県Y社

情報が先行しないように気をつけながら
昔の日本を思い出させるような、
彼らの真面目さを伸ばしたい。

真剣な授業態度と家族愛。30年代の日本を思い出しました

左から、M様、
フン君、チェム君、M様

「私自身、面接のために現地に行きましたが、皆さん真剣ですわ。それを見ると、これは間違いないな、と。ある程度の心配は払拭されました」
心地の良い空気が流れるY社。取材に応じて下さったのは取締役 製造部長のM.Hさん、取締役 管理部長のMさんです。
穏やかな口調で、Mさんが当時の期待と不安について思い出しながら話をして下さいました。
「ご両親にもお会いして、子どもに対しての教育方針なども聞きました。日本と環境は違うけれども、親を見れば子どもが分かります。それは一緒ですよね」
確かにその通りですね……。文化の違いに戸惑うことなく、人間としての基本を見ようとする姿勢に、取材陣、深く頷きます。
「街の風景や授業風景を見ていたら、日本の30年代を髣髴とさせるんですよ。我々が集団就職をしていた頃の。家族愛の強さもそうです。日本も昔はあったんですけどね……。日本がおかしくなったのはここ10年くらいじゃないかな。パソコンが導入された頃から」ケータイやインターネットの普及による情報の先走り。これこそ、実習生たちの生活で最も気を使わなければいけない部分だと話は広がっていきました。

とにかく情報過多にならないよう気をつけています。悪い事は覚えやすいですから

今Mさんが一番心配されているのが、実習生が悪い情報を吸収し、日本の悪いイメージばかりをベトナムに持って帰ってしまう
事だといいます。
「だから、パソコンについても『そんなのいらない!』と言っています。あまり規制するのは良くないとは思うんですが、情報が簡単に入ってくるんですよね。悪い事はすぐ覚えますから……。パソコンより日本語を勉強しろ、と言っています。実習生は、同じ年代の日本人に比べると、性格的にすれていないんですよ。でも、当然慣れるのも早い。
ピアスもね、一度つけてきたんですが、作業の時はするな!と言いました。休みの時はいいけど、作業中は外せ、と。やっぱり格好つけたい年頃なんだね(笑)」
オンとオフの区切りをちゃんとつけることは、日本の社員もベトナムの実習生も同じ事。何かあれば差をつけずに怒る。良い時はもちろん褒める。Y社の姿勢は、私たちが実習生と接するのにとても勉強になります。
時にはベトナム語で挨拶を交わす事もあるとか。本当に嬉しい心遣いです!

日本語をはじめ、技術を持って帰ることでベトナムでも幸せになれる

実習生も、だいぶん日本の文化やリズムに馴染んできたようです。
「湯船に浸かる習慣がベトナムにはないのかな?会社のお風呂も最初は『熱い!』と嫌がっていたけどね、今は浸かって帰るから、慣れてきたのかな(笑)」
ベトナムでは普通シャワーだそうですが、あと1年もすれば彼らも湯船に浸かって「プハー!やっぱり風呂は肩まで浸からんと」なんて言い出すかもしれませんね(笑)。
「勉強も頑張っていますよ。朝礼でリーダーを立てて品質方針を唱和するんですが、1ヶ月前から実習生の二人も当番に入れています。やっぱり、日本に来るには、何十人の中から選ばれてきている、という事を、彼らにも忘れないでほしい。本人たちには『技術をつけると、帰ってもお給料が上がるんだよ』と言ってます(笑)。日本でお金を稼いで帰るだけじゃ駄目。将来につなげて欲しいですよね」今のところ、ピアスも素直に作業中は外し(笑)、彼らは実習に対して休まずに真面目に取り組んでいるとの事。その誠実な姿勢は伝わっているようで、評価のグラフ(ページ上部)を書くときには、皆さんでとても楽しく穏やかに実習生の様子を話して下さり「可愛がられてるんだなあ」と取材スタッフ一同、じんわり感動してしまいました。
実習生、へんな情報に惑わされず、この温かな環境で技術と日本語を伸ばしてね。

組合へのご要望

時間外作業については悩みましたね。
実習生たちもどこからか話を聞いてくるんでしょう、「どこどこではしてます」とか言うからね、「ダメ!」と強く言っています。

組合専務理事からの回答

法改正が進み、1年目から労働関係法令が適用ということになると、それはそれでお互いにとって良いようにできるんですが……。今のところは、時間外作業についての制度上の考え方と、それを破った後、どういう風に処分されるか、という説明をしていこうと思っています

受け入れ企業様

左から、
取締役管理部長:M様
取締役製造部長:M.H様
場所 兵庫県
事業内容 銑鉄鋳物製造業
作業 鋳鉄鋳物鋳造作業
国籍 ベトナム

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