受け入れ企業の声

当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。

S社

若手が育たない建築業界で、作業負担の軽減や
コミュニケーション能力のアップに役立っています。

日本人の若手の育成に、実習生とともに働く環境が役立っています。

2人の実習生は、大工工事と左官の仕事をそれぞれ専任担当しています。建築工事の一貫として双方の仕事は関連しているため、同じ現場に入ることが多いです。
「家を建てる場合に、必要な工程で大事な業務ですが、昨今では若手の人材が入ってきても続かない状況となっています。やはり力仕事できつい上に、現場業の人材不足で仲間がいないなかで3年ぐらいは下積みを経験しないといけないからです。
その現場で実習生が働くということは、日本人の若手育成にとても役立ちます。つまり、当社でいえば一人でしないといけない作業を3人ですることで一人当たりの負担も軽くなります。
また、実習生と触れ合うことによりコミュニケーション能力を身に付けていけます。もともと口ベタで人と話すのが苦手だから職人になる人が多いんですが、気持ちを解ろうと努力するなど、いい影響が出ています」

中国は左官文化、帰国してすぐに活かせます。今後は日本住宅が普及することも。

「中国は高度経済成長の真っ只中です。もともとは土作りの家で、左官技術は中国ですぐにでも使えます。そしてこれから建築物が増えていくなかで、一般住宅に日本の住宅建築のニーズが増えてくると予測されます。
ここで学んだことが将来活かされ、中国における日本住宅の建築技術者としてパイオニアになる可能性もあります。
3年経てば中国に戻り、会社を興すのか商売をするのか解りませんが、自分で何かをやりたいという気迫が感じられます」ジャパニーズドリーム…、今の生活を抜け出して日本に行けば何かがつかめ、帰国してからの生活はガラリと変わる!実際に大成功した事例が身近にあるのでしょう。
「彼らが純粋に真面目に働きたいという気持ちを見せてくれるため、社員も、仕事があって当たり前という生ぬるい気持ちから、原点に返り気持ちが引き締まったようです。明らかにいい影響を与えてくれていますね」

仕事を覚え、建築専門用語の日本語を覚え、現場できちんと仕事をしてくれています。

建築現場では専門用語がとても多く、道具の名前を教えていくだけでもひと苦労されたそうです。
「一般ユーザーのところへ実習生も出向いて作業するため、建築現場で必要な日本語は早急に覚える必要がありました。受け入れから2~3ヶ月後、関西技術協力センターの組合アドバイザーが中日建築用語集を持ってきてくれました。
それからは飛躍的に建築用語の日本語を覚え仕事もスムーズに進むようになりました。もっと早く持ってきて欲しかったですね(笑)」
現場でのトラブルなどについてお伺いすると
「現場には社員が必ず一人は行って責任指示しますし、現場で使う日本語は大体理解しているので全く問題ないです。実習生が行くことは施主様には一言お断りしておきますが、クレームなどは発生していません」
一般住宅のユーザーさんのところへ出向いていく場合でも、実習生は問題なく仕事をこなしているようです。

積極的な交流意識、もてなしの心を反対に学びました。

社内は実習生が来てから、さらに明るくなったようです。中国では餃子パーティーは最高のおもてなし。
実習生が会社で、あるいは彼らの寮に社員を招いて感謝の気持ちで手作り餃子でもてなしてくれるそうです。
「とても上手で美味しいですよ。基本自炊ですが、外食もよくしているようです。当社の外食事業部である「お店」の焼き鳥が気に入ったようで、よく利用して
くれているようです」
休みの日に麻雀をしようと社員はもちろん社長もよく誘われるそうです。
「電話が掛かってきて、麻雀しないかと言われ、仕事なので断ると、『社長は日曜日も仕事?残念ね』と電話を切られます(笑)」
実習生の積極性やコミュニケーション力は、総合的に会社のプラスにして頂けているようです。

組合へのご要望

最近は携帯電話で、他の企業の実習生と連絡を取り合っているようで、それはいいことだと思ってみています。
そうした実習生同士の交流の場も作って下さればと思います。

組合専務理事からの回答

最近の携帯電話は通話料無料のサービスなどもありますからね。
弊組合でも、実習生が一人孤独にならないよう特に気を付けています。
過去に行いましたドッジボール大会のように実習生同士が交流を深められる様々なイベントもどんどん実施して参りたいと考えておりますので、どうぞお楽しみにお待ち下さい。
よきアドバイスをありがとうございます。

受け入れ企業先

S社では、一般住宅や店舗の新築、リフォームなどを行なっています。
受け入れ
企業先
兵庫県
事業 建築一式総合建設業
実習作業 大工工事作業
左官作業
実習生の国籍 中国

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