受け入れ企業の声

当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。

S社

橋梁補修の現場でもベトナム人実習生が
足場の上で大健闘!

体力・体格・健康がまず基本

大阪府下の橋梁補修を年間通して色々な現場で工事されているS社。
もともとは足場専門のリース会社でしたが、工事を請け負うようになり15年ほど経ち、現在は100%工事請負のみで営まれています。
通常の現場には7名~10名が担当しますが、実習生もその中で日本人、中国人とともに働いています。
実習生の様子をお伺いすると
「基本的には、体力と体格、そして健康が第一です。といっても特別頑強な若者を選んだというわけではなく、ごく普通に健康な若者であれば、問題ありません。
よく体を動かせばお腹も空いて、たくさん食べる…そうしているうちに仕事に必要な体力も筋肉もついてきます。
ベトナムの子たち3人も、当初に比べたら随分体もガッチリしてきました。でも実際の工事現場は機械化が進み、昔ほど体力も力も必要ないので、真面目に働いてくれる人であればいいんです。」とS工事長。
足場の高いところに上がるのも、除々に慣れていくとのことです。

中国人がリーダーシップとなり

中国人実習生が先輩にいる環境はベトナム人実習生にとっては仕事も人間関係も円滑にしてくれたようです。
「中国人は頭がよく金銭感覚もしっかりしていて、10円のお金も無駄に使わないところがあります。
ベトナム人の金銭感覚なのか、やはり20歳そこそこの若さのためか、ベトナム人の子たちが来た当初、自販機のジュースを買っていたのにはびっくりしました。
中国人が買っているところは見たことがありません。しかし、中国人たちに影響されたのか、日本で暮らす金銭感覚が身に付いたのか次第に無駄遣いも少なくなりました。仕事についても中国人にも聞いたり、見て学んだりしているようです」
中国人は30歳前後で、この年齢による感覚の違いがあるかもしれません。中国人の大人感覚を遊び盛りのベトナム人実習生達が学んでいったということでしょうか。
大人感覚=責任感だとすれば、これは現場の安全性を高めるためにも大事なことかもしれません。

一度だけ、実習生に雷を落としたことも

こちらの仕事は使用する材料や道具が少ないため、1~2週間もすれば大体の手順は覚えられると言われます。
ただ、一つ一つの作業はきっちりと進めていかないといけません。
「ベトナムは暑い国、やはり日本人や中国人と比べても、大ざっぱな性格。いい意味で言えば大らか、悪い意味で言えば適当なところがありますね」とS工場長。
大ざっぱなことで困られたことについてお伺いすると、
「現場で使った道具を片付ける時、種類分けしないで、全部一つの荷物にまとめようとしたんです。その時はさすがに怒鳴りつけました。彼らにしたら、どうせ会社に持って帰ってからまた広げて片付けるのだから…という考えだったようです。でもそれは違う。
大事な道具はきちんと確認しながら片付けないといけない。でも一回言えば解ってくれました。
怒ったことは、その時一回きりで、それ以外はよく言うことを聞いて働いてくれて助かっています」

3人は分かれて作業する

先手(先に行くもの)と手元(後につくもの)の真ん中で、実習生は足場に上がります。
実習生同士で仕事のパートナーを組むことはありません。現場でベトナム人同士がベトナム語で話さないようにしているようです。
指示や、道具の名前などは、会社でも指導し、現場でも覚えていきます。
自然と気の合う日本人とベトナム人がパートナーとなっているようです。
日本人も気に入った子を指名し、ベトナムの子もこの人と思う人についていっているそうです。
やはり、国籍を問わず、相性の合うもの同士が自然に引き寄せられるのでしょう。
「日本人よりもずっといいですよ。日本人の若者がこの現場に来たら、休むことばかり考えるでしょうね。彼らは技術を学びたいという気迫があるので、そのうち、こうした方がいいという提案が出てくるでしょうね。会社も作業効率が上がり、彼らの意見を取り入れてあげたら彼らも嬉しいでしょう」
今後も国籍を問わず、体力、体格、健康な人…そして働く気力の強い実習生には期待されているようです。

組合へのご要望

特によくしていただいているので満足していますが、実習生に対して、教育や管理に関する教材を提供してもらえたらと思います。

組合専務理事からの回答

こちらで本当によく指導していただいていて感謝します。
指導マニュアルや教育教材については、「ありがとう作文」をはじめ、また提案させていただきます。

受け入れ企業先

受け入れ
企業先
大阪府
事業 橋梁補修工事
(新足場工法GSシステム)
実習作業 橋梁補修工事
実習生の国籍 ベトナム

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