トラブル事例とその対処法

実習生受け入れで起こり得るトラブルと
その対処法を紹介します。


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実習(仕事)に関するトラブル
『~だろうという勝手な判断』
事例 実習生Aさんは、ある小さなミスを「大丈夫だろう」と勝手に判断し、上司に報告しませんでした。その小さなミスが大きなミスへとつながり、結果的に大量の不良品を出してしまいました。このようなことが3回続いたため、企業の担当者はベトナム語で書かれたルール書を渡したうえで、日本語で指導しました。しかし、本人には事の重大さがきちんと伝わっていないようでした。
対処 報告を受けた組合サポートスタッフは、「理解するまでしっかりと指導しなければまた同じミスをしてしまう」と考えました。Aさんに対して、「作業中に異常がある時は小さなことでもすぐに上司に報告し、自分で勝手に判断しない事」を指導しました。一度では改善されないことも考えられるので、きちんと本人から報告がなされるまで継続していきます。

自転車に関するトラブル
『交通ルール』
事例 A社の実習生が通勤で通る小学校前の通学路。歩道は車輌通行禁止で、自転車は車道を走行しなければなりません。自転車通勤をする実習生に対してルールを説明していましたが、1名が歩道を走行、警察より注意を受けました。悪意のない不注意ではあったものの、通学路で非常に危険であることから再度全員へ周知し、当該実習生を厳重に注意しました。
対処 交通ルールを守っていない自転車は、外国人に限らず頻繁に見かけます。違反の自覚がない(ルールを知らない)もしくは危機意識が低いと考えられます。改善されなければ自動車と同じように罰則を受けますし、何より重大な事故につながりかねません。母国との交通ルールの違いに戸惑うこともあるとは思いますが、日本の交通ルールを身に付けるよう繰り返し指導していきます。
『放置自転車』
事例 ベトナム出身の実習生Aさんから、駅に停めていた自転車がなくなったとの連絡を受けました。鍵をかけていたため盗難は考えにくく、撤去の可能性を考えて現場を確認しました。やはりそこは駐輪禁止区域であり、放置自転車として自治体により撤去されていました。ベトナムでは自転車が撤去されることはあまりないため意識しておらず、ルールに関する無知と駐輪禁止の案内を理解できていなかったことが原因でした。
対処 道路や公共の場所は本来、禁止の案内に関わらず駐輪することはできません。人、特に目の不自由な方や車椅子の方にとっては大きな障害物となりますし、緊急車両の到着が遅れるという事例も発生しています。また、実習生が使用する自転車は会社からの貸与品であることも多く、過失による紛失時には弁償しなければならないこともあります。実習生に対しては、駐輪禁止である理由や自治体の取締りについて説明し、ルールを守るよう指導いたしました。

健康に関するトラブル
『健康診断』
事例 A社の実習生4名中2名が、定期健康診断で中性脂肪に問題ありと指摘されました。20代から30代前半と比較的若い実習生たちですが、最近は同様の指摘を受ける人が多く見受けられます。多くの場合、偏った食生活が大きな要因であると言われています。
対処 実習生は若いということもあってか、全般的に油料理や肉料理、甘い物を好む傾向があります。野菜を多く摂取するよう伝えてはいるものの、価格が高騰していることもあり不足しがちです。今の食生活を見直して、主食・主菜・副菜をバランスよく取り入れるよう指導しました。また食事だけでなく、適度な運動を併せることで効果はさらに高まります。無理のない範囲でまずは1日千歩のウォーキングから始めることを勧めました。組合の中高年スタッフにも勧めたことは言うまでもありません。
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生活に関するトラブル
『お金の貸し借り』
事例 実習生Aさんが、「2カ月前に実習生Bさんに10万円を貸したけど、まだ返してもらえない。」と助けを求めてきました。周りの実習生に確認したところ、Aさん以外の人にも借りているようでした。Bに対しては「お金を返しなさい」と何回も伝えましたがいつも言い訳ばかりで、「次回返す」と言う約束も結局破ってしまいました。
対処 この件に関しては、Aさんへの返済を最優先で考えました。受け入れ企業にも協力いただき、現金でBに給与を支払い、その場で返済させることにしました。実習生に対しては「お金の貸し借りをやってはいけない」 と指導していますが、聞き入れてもらえずこのような結果になってしまいました。口うるさくはなってしまいますが、繰り返し指導していきます。
『共同生活』
事例 Y社の定期訪問時、実習生同士の関係がぎくしゃくしているように感じました。本人たちに聞いたところ、「食事の後すぐに食器を洗わなかった」「テレビをつけっぱなしだった」といった、共同生活でのトラブルが原因でした。自分たちでルールを作るよう指導し、それらが守られているかを当面は毎回確認することにしました。
対処 実習生の多くは仲間と共同生活をしています。長い時間を共有しているため、不満の積み重ねが人間関係に溝を作ってしまうこともあります。解決にはルールだけでなく、思いやりや気遣い、コミュニケーションも必要です。感情的にならず、相手の気持ちを考えたうえできちんと伝える。原因を作った方は素直に謝る。日本での3年間が、人との関わりを学ぶ場でもあって欲しいと思います。
『郵便物を無視すると・・・』
事例 実習生Tさんより、電気が止められたとの連絡がありました。 コンビニ払いを忘れていたために届いた督促状を、一緒に住んでいる実習生Dさんは見ていました。しかし何なのか分からず捨ててしまい、また支払いもしなかったため、送電停止となりました。
対処 至急サポートスタッフが送電再開の手続きをしました。電気代等をきちんと支払うことはもちろん、理解できない郵便物があれば、会社の人に確認するよう指導しました。
『電子レンジの使い方』
事例 電子レンジが爆発しました!
対処 電子レンジに関するトラブルはこの半年間だけでも数件発生しており、そのほとんどが間違った使い方をして壊してしまうパターンです。使い方について組合ではかねてより、「組合の寮で使い方を詳しく説明」「会社の寮のキッチンに写真付きの注意書きを掲示」といった方法で指導しております。これに加えて今回は、「加熱してはいけないもの」「使ってはいけない容器」など電子レンジ使用上の注意を記載した書類(日本語と母語の併記)を実習生に配布し説明しました。さらに定期訪問時に繰り返し注意喚起することにより、再発防止に努めます。
『適切な油の処理方法』
事例 実習生の寮にて、油を直接流したことによる配水管の詰まりと水漏れが発生しました。油は適切に処理するよう常々指導していますが、習慣の違いもあり問題意識が低く、同様のトラブルが後を絶ちません。再指導に先立って実習生用の資料を新たに作成し、また指導を強化すべく、組合スタッフ向けの勉強会を開きました。
対処 いくつかの処理方法の中から当組合では、安価で簡便な油吸収パットの使用を勧めています。 7枚程度のものを百円ショップで購入できますし、適切に使えば油漏れの心配もありません。そのほか、自治体によっては回収して廃油石けんやバスの燃料として再利用されています。まずは日本での暮らし方を学んでもらい、ひいては地球環境について考えるきっかけにしてもらえればと思います。
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日本でのルールに関するトラブル
『庭でBBQ』
事例 実習生が社宅の庭でBBQを行い、近所の住民から警察へ通報されてしまいました。
対処 当初実習生に罪の意識はありませんでしたが、警察が来たことで問題があったと気が付きました。ベトナムでは一般の戸建てであれば、BBQをしても問題になることはほとんどありません。日本では「マナーが悪い」という風評が広がること、火災になったら個人で責任が取れないことなどを理解してもらいました。文化の違いで起こるトラブルは様々です。些細なことでも、行動する前に企業様やサポートスタッフに相談するよう指導しました。
『初めてのコインロッカー』
事例 ベトナムからの実習生Aさんはある日、駅に設置された1日400円のコインロッカーに荷物を預けました。1週間後開けようとしましたが、預かり期限が過ぎて鍵が使えなくなっていました。業者の営業時間外であったため、翌日組合スタッフが業者に連絡。超過分2,800円を支払ってようやく荷物は戻ってきました。Aさんは400円で何日でも使えると思っていたようです。
対処 ベトナムでは対面で荷物を預けることが一般的で、コインロッカーのようなものはほとんどありません。また、日本語での注意書きをきちんと見ていなかったため、このようなことが起こってしまいました。コインロッカーの正しい使い方を説明し、初めて利用するものに関しては事前に確認するよう指導しました

犯罪・防犯に関するトラブル
『他人の敷地内を通って通勤』
事例 A社実習生寮の近隣住民より、「他人の敷地を通っている実習生がいる」との指摘がありました。実習生に確認したところ、会社に届けている経路ではなく、近道となるその敷地内を通って通勤していたようでした。
対処 たんに「近道となる」程度では正当な理由とみなされず、罪に問われる可能性があります。また、万が一通勤によりケガをした場合に、この通勤が「合理的な経路及び方法」とされず労災保険の給付が受けられない可能性もあります。さらには、実習生に対する評判が悪くなり、近隣住民との良好な関係が維持できなくなってしまいます。当該実習生に対しては、特別な理由がない限り事前に届け出た通勤経路を守るよう、またやむを得ず他の経路での通勤を余儀なくされた場合にも他人の敷地には入らないよう指導しました。
『甘い誘い』
事例 A社の実習生が寮の前で、日本人の男に「他に給与が高いところがあるから仕事をしないか」と声をかけられました。連絡を受けた組合スタッフは、A社の実習生、近隣他社の実習生に対し、不審者情報として注意喚起を行いました。また、組合の全実習生に対し、決して誘いに乗らないことを改めて指導しました。
対処 実習生が犯罪者にも被害者にもなり得る「甘い誘い」。失踪にもつながるため、リスクを確実に伝え、実習生を守らなければなりません。それには実習生と組合スタッフとの信頼関係も必要だと考えます。良好な関係を構築することで報告連絡相談がスムーズになり、危険なシグナルをより早く察知することができます。
『見知らぬ人にはご用心』
事例 ある日の夕方。Y社実習生寮に、「電気をチェックしに来た」と言う見知らぬ男性の訪問がありました。会社から何も聞いていなかった実習生は、その男性が部屋に入ることを拒否し、翌日会社に相談。そのような話はないとの回答で、不審者による寮への侵入が疑われました。
対処 実習生に対しては常々、トラブルに巻き込まれないための自己防衛策について指導しています。寮の点検時は事前に必ず会社から連絡があるので、心当たりがない時は部屋に入れてはいけない」「知らない人に話かけられたら、周りから見える場所に移動する」など、内容は様々。今回はそれらの指導が功を奏し、トラブルを未然に防ぐことができました。相手を選ばず狙っていることもあれば、日本での生活に慣れていない外国人だと分かった上で近づくこともあります。色々なパターンを想定し、自衛の術を実習生に伝えていかなければなりません。

その他
『遠慮のし過ぎは禁物』
事例 会社より支給された自転車について、A社実習生より相談がありました。古いものであるためチェーンのサビがひどく、ペダルも重いなど不具合が発生しているとのこと。実習生たちは遠慮して会社に相談することができず、長い間そのような状態で使用していました。新品を買い替えてもらえるかどうかはさておき、困っていることがあれば担当者に伝え、相談することが大事だと指導しました。
対処 実習生のことを大切に思ってくださる会社だからこそ逆に、実習生たちは申し訳なさから相談をためらうケースがあります。会社と実習生が双方向に意思疎通できる環境を作ることが重要だと考えます。相談する時間を定期的に設けるなど、企業側で相談を受け付ける体制を作ってもらうようお願いしました。また実習生に対しては自主性を促し、チャンスがあれば積極的に話しかけてコミュニケーションを取ることで、心の距離を縮める努力をするようアドバイスしました。

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