(協)関西技術協力センター (KTCC)は、外国人技能実習制度を通じて企業の活性化・国際化に取り組んでおります。
協同組合 関西技術協力センター KTCC 国の経済発展を担う「人づくり」 〜外国人技能実習制度〜
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工場長のFさんと代表嶋田

主張すべきことははっきり言い、
可哀相になるくらい真面目で質素。
特に1期生は、仕事も評判も完璧です。

■大阪府
■鉄筋施工
■実習作業:鉄筋組立作業
■実習生の国籍:中国

いつも明るく元気いっぱい

■一期生がしっかりしている分、
 どうしても二期生は頼るし、比較もされますね

すれ違う職人さん全員が優しい笑顔で挨拶してくれる、
まさにアットホームという言葉がピッタリのM社。
代表理事の嶋田が思わず「いいなあ、このムード」
と呟くほどのホンワカさです。しかも、聞けば社員の
平均年齢がなんと30歳以下というから驚き!
難しい年頃の若者たちを見事にまとめてらっしゃるのが、
総務部長のMさんと工場長のFさんです。
そして、この日最初に話題に上がったのは、
1期生と2期生の落差。これはどの会社でも見られる
傾向なんです。先輩に甘えてしまうのでしょうか…。
「特に言葉はどうしても…。1期生は頼る人がいないので、
言ったことを紙に書いて覚えるなど凄い努力をしますから、
上達が早かったですね。そのおかげで、もう今では
ほとんど会話できます。僕たちも2期生もそこに
頼るところが多いから、2期生だけになったとき、
どうしても言葉が通じなくなって、
周囲が少しイラっとくる…というのはありますね」
仕事への価値観も差が出てきている様子。
「1期生は自分たちで全て頑張らないといけない、
という気合と責任感がありますね。特に『2期生を入れる』
と伝えてから顔つきもしっかりと変わったので、
後輩を教えなくては、という使命もあるんじゃないかな」
そうなんです。2期生は「1期生という、中国語、
日本語両方が使える相手」というワンクッションが
ありますからね。しかしそれに甘えず自立心を
持って頑張って欲しいです。


■担当の趙さんと、カンフー映画顔負けの迫力で口論!?

この日本語上達の問題で、最近、わがセンタースタッフで、
M社担当の趙と、M社の実習生たちとの間で大討論が
勃発したとのこと。MさんとFさんが
「あれは本当に凄い迫力だったよね…」と顔を見合わせます。
き、聞くのがちょっと怖い…。
「2期生が中国語ばっかり喋ってなかなか日本語を覚えない、
ということを、趙さんたちが実習生を集めて
注意してくださったんです。すると、2期生は自分たちなりに
頑張って勉強している、と主張したんです。
ただ、それが表に出ていないんではないか、と趙さんが
促したら、なんとまた言い返したんですよね(笑)。
それからはもうすごい中国語での応酬。
それで実習生が拗ねてしまって」
趙は口が立つからなー…、と嶋田が思わず吹き出します。
「で、次の日空気を変えるために、会社の人間と一緒に、
中華料理を食べに行こうと連れ出したんです。
そしたら、9人でね、だいたい30人前くらい
食べたのかな(笑)。また、4人がよく食べてくれてね」
「アレは本当に凄かったなあ…。白いご飯を
どれだけ食べるんだ、と(笑)。
そのあと焼き飯食べるしね」
思わず、一同大爆笑!
「それでまあ『頑張る!』と
言ってくれたので、よかったなあって」
しかもMさんは、口論になってでもそうやって
自分の思いを主張することは、素晴らしい長所、
と前向きに見つめていてくれています。

「日本人も同じですが、当然ながら一人ひとり
仕事のレベルや価値観に違いがあり、
合う合わないが出てきます。でも、日本人なら
思っていてもぼやかすでしょう。中国人ははっきり
『嫌い』って言いますからね。
あ、すごいな、素晴らしいな、と」
確かにその通りですよね。自分に自信がある部分は
ちゃんとアピールすべきで、我慢をすればヘンな
方向にいじけてしまう可能性もあるわけですから。
嶋田も同意します。
「それに頑張っている、と言った以上、本人たちも
結果を出さなきゃいけなくなったわけだからね(笑)」
今、組合ではJPTという点数がきっちりと出る
日本語能力検定試験を行っています。
入国した時に全員受けていますから、半年後にもう一度
受けて、数字として成果を見てあげれば励みになると思います。
是非ご活用下さい。


■食事が本当に質素。健康維持だけは
 自己管理ですから気をつけてほしいですね

温かい上司たちの目線と心配りで、伸び伸びと
育っている実習生たち。若さ溢れる社員さんたちとの
楽しい交流もあるようです。
「みんなとよく釣りに行ってますよ」
出た、中国人実習生お約束(汗)。
取材一同、顔を見合わせ、恐る恐る口を開きます。
「釣った魚って…やっぱり食べてますか?」
「あはは、はい。でも、時々お腹痛いとか
言ってますけどね」

やっぱり…。
「食事は本当に質素なままですね。
どのタイミングで日本風に変わるかな、
と見ているのですが、全然。ご飯と饅頭を交互に、
おかずはザーサイ。しかも手づくり。私が知る限り
それだけです。この間も饅頭を食べさせて
もらったんですが、悲しくなるほど
味が無いんですよね」
体が心配です、と槙島さんが呟きます。
その母のような表情には、実習生も日本人社員たちも
分け隔てなく見つめてくださっている温かさが伝わります。
「3年たって彼らと別れるのが、今から考えても
本当につらいです。もちろん、彼らは家から離れて
可哀相なんですけど。慰安旅行で中国に行けないかな、
という話も出ているくらいなんですよ」
今回、冒頭のグラフがオール満点、という素晴らしい
点がついたのも、この温かな社内の雰囲気があってこそ。
実習生たち、この点に恥じないよう、
これからも頑張ってね!


◎組合へのご要望◎

担当者によって対応の素早さなどに差が出ないよう、
できるだけ管理体制を一定化してほしい。
今は趙さんが素晴らしい対応をしてくれているので
安心ですが、担当が変わったらどうなるんだろう、と心配です。


【組合代表理事から回答】

同じ担当が長期間続くと、実習生のいろんな部分が
見えなくなるという問題が出てくる可能性があります。
担当は実習生にとって、この国にいるための
アドバイザー的な存在。それを考えると、
適当な時期に担当を変えていくことは必要かな、と思います。
担当のサイクルは決まっていないのですが、
それも一定化していきたいと思っています。
組合の中国人スタッフは個性こそ違いますが、
全員、ハイレベルのものが集まっています。
ご安心下さい。

気軽に無料相談
■まずは、国際貢献への扉をノック!
外国人技能実習制度は、日本国内に諸外国からの若者を受け入れ、
優れた技能を身につけてもらうことで、国際貢献をはかる国の制度。
2007年には外国人実習生数が8万5千人を越えました。

このごろでは、受入れ企業の比較的年配の担当者様から、
「実習生が素直で真剣に取り組む姿は、自分が若い頃の日本人を見ているようで、
一緒に働くことが楽しい!」とよく言われます。
しかしそんなうれしい話をしてくれる担当者の方も、最初は
「言葉も文化も違う外国人とうまくやっていけるのか?」
「どんな手続きが必要なのだろう。面倒なのでは?」
と、不安でいっぱいだったのです。

そこで関西技術協力センターでは、そんな不安を気軽に相s談できるように
無料相談センターを設けました。
相談内容も「○○について教えてください!」という
一言だけでもかまいません!安心してご相談ください。

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