(協)関西技術協力センター (KTCC)は、外国人実習制度を通じて企業の活性化・国際化に取り組んでおります。
協同組合 関西技術協力センター KTCC 国の経済発展を担う「人づくり」 〜外国人実習制度〜
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N社では、アルミ鋳造業を営み、
多品種小量で工業用機械部品の
製造を行なっています。
代表取締役に実習生に
ついて幣組合のサポート
担当者がお話を伺いました。

女性が同等に活躍する職場で可愛がられ、
早くも上手く馴染んでいます。

■京都府
■アルミ鋳造業
■実習作業:
  工業用機械部品製造
■実習生の国籍:中国

■実習生としてまた1ヶ月目、
 すでにかなりの日本語が理解できています。

「現地の面接は女性の見立ての方がいいと思い、
専務に任せたのですが、それが良かったのか、
二人ともとても優秀ですよ」とK様。
受け入れから1ヶ月、今の日本語上達のレベルを
お伺いすると「集合実習で日常会話レベルの
日本語は覚えてきていましたし、後は、紙と
筆記用具を用い漢字を書いて説明すれば
おおかたの意味は通じています。
1ヶ月にしては、かなり話せる方だと思いますよ」
彼らとのコミュニケーションのとり方については、
「実務実習後に事務所のテーブルで日報を
書いてもらってます。2日に一度は、事務所の
テーブルで日報を書く実習生の前に座り、
筆談を交えながら会話をするようにしています。
共通の話題を引き出すために、
『ジャッキーチェンはわかるか?』『一休さんは?』
と質問したりもしますが、彼らは知っていますね(笑)。
そんな話題から話しを広げていっています。
類似語、反対語などいろいろ漢字を変えてみると、
こちらの言いたいことも伝わります」色々
工夫して頂き、実習生とのコミュニケーションを
図って頂いています。


■目標設定すれば、実習生もだんだん数を作れるようになります。

多品種少量でライン化せず、手作業による製品作り。
同じ製品を100個作ることもあれば、
一日掛かりで1個作ることもあると言われます。
「製品ごとに作り方が違うので、実習生には
できるだけ数の多いもので覚えてもらいます。
ベテランが8個作れるもので仮定すると、実習生が
初めて作る場合、まず2個はできます。2個から4個、
4個から7個と、この1ヶ月で作れるようになりました。
7個を7個にするのは、難しく、7個から8個にするのは
もっと大変だということを実習生は理解していて、
どうすれば数多く作れるかを自分でも考えている
ようですね」と社長様。さらに「仕事は教える
側の力ももちろんありますが、受ける側の能力に
よるものが大きいですね。きちんと指導しても
できない人もいれば、ちょっとコツを教えただけで
できる人もいます。実習生には重要なポイントを
教えるだけで、次からはちゃんと出来ています。
教えたことを忘れていたり、手を抜いたりすることも
今の時点ではありませんね。実習生は70点で
合格と伝えていますが、ずっと合格ラインを出して
くれていますよ」と社長様。最近は、実習生の方から
『これは何個で合格だ?』と質問し『40個で合格だ』と
社長様が答えると、それに向けて頑張っているとのことです。
目標設定を設けることで、実習生のやる気が
引き出されるのでしょう。


■隣町の駅前まで自転車で買出しに。休日の楽しみのようです。

実習生の寮は会社の隣にあり、平日は日報を書いたら、
すぐに寮に戻り、外出はほとんどしないようです。
「食事は自炊ですが近隣のスーパーが高いため、
隣町の駅前にある中国食材の専門店まで、毎日曜日に
自転車で買出しにいっています。自転車で片道1時間は
掛かり、行きは下り坂でいいのですが、
帰りは上り坂になり、かなり厳しいコースになります。
それでも、隣町の雰囲気を楽しみがてら、
安く食材を購入できて、彼らはそれなりに楽しみに
しているようです。社員に中国食材のおみやげを
買ってきたり、手の平サイズのビッグ餃子を作ったり…。
ベテラン女性の指導者の多い職場で、二人の実習生は
非常に可愛がられ、冗談を言いながら雰囲気に
馴染んでくれていますよ」と、社長様は、
微笑ましく見守ってくださっています。
「1年も経てば一通りの制作を経験することができます。
鋳造の仕事は一見同じような製品でも作る人により
完成度が違ってきます。1年後に実習生になったときには、
ある程度は任せられることも増えてきて、
今よりも効率化が図れることを期待しています」
技術だけでなく力や体力も必要なこの仕事に、
実習生は少々バテてしまうこともあるようですが、
仕事を覚えながら力も付いてくることでしょう。
「一人の実習生は、かなりの腕力の持ち主だそうですが、
意外に早い段階で音をあげてしまった作業もあります。
『・・・はないが、力はある』が口癖だったため、
皆から『力には自信があったんでしょ!』とからかわれ、
苦笑いしていましたよ(笑)そんなことも、
職場にいいムードをかもしだしてくれています」


■「成績優秀な人」「愛想のいい人」
 この2点が採用のポイントでした。

中国まで面接に行かれた女性専務の採用のポイントは、
「一人は日本語など成績の優秀者を選びました。
もう一人は、力自慢でニコニコと愛想の
いい人を選びました」
その選択が功を奏し、一人は仕事の内容について
リーダーになり、一人は職場の良きムードメーカーに
なっているとおっしゃいます。成績もさることながら、
明るさ、愛想の良さも良き人材の要素になることは
間違いありません。
「小ロットで手作業によるアルミ鋳造は、
技術も知識も必要です。中国ではライン化され
大量生産の工場しかありませんが、ここで覚えた
技術はきっと生かすことができると思います」
二人の優秀な実習生のやる気が、わずか1ヶ月で
職場の戦力となっているとおっしゃいます。
「日本語検定2級をたぶん取得することでしょう。
確かな技術と知識、体力と根気力を身につけて
将来に生かして欲しいです」社長様をはじめ
社員の方々が実習生を温かい目で見守り、
育ててくださっています。


◎組合へのご要望◎(組合所属の通訳スタッフ)

二人のアドバイザーは、ともに熱意のある
対応で、非常に満足しています。
日本人と同し感覚を持ってくれているので
喜んでいます。これからも同様に
優秀なアドバイザーを育成して頂きたいです。


【組合代表理事から回答】

そうしたお言葉は、アドバイザーの励みになります。
企業様と実習生、実習生の架け橋として
アドバイザーの役割は重要です。これからも
優秀なアドバイザーの育成にはますます力を
入れていきたいと思います。
嬉しいご意見をありがとうございます。

気軽に無料相談
■まずは、国際貢献への扉をノック!
外国人実習制度は、日本国内に諸外国からの若者を受け入れ、
優れた技能を身につけてもらうことで、国際貢献をはかる国の制度。
2007年には外国人実習生数が8万5千人を越えました。

このごろでは、受入れ企業の比較的年配の担当者様から、
「実習生が素直で真剣に取り組む姿は、自分が若い頃の日本人を見ているようで、
一緒に働くことが楽しい!」とよく言われます。
しかしそんなうれしい話をしてくれる担当者の方も、最初は
「言葉も文化も違う外国人とうまくやっていけるのか?」
「どんな手続きが必要なのだろう。面倒なのでは?」
と、不安でいっぱいだったのです。

そこで関西技術協力センターでは、そんな不安を気軽に相s談できるように
無料相談センターを設けました。
相談内容も「○○について教えてください!」という
一言だけでもかまいません!安心してご相談ください。

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