(協)関西技術協力センター (KTCC)は、外国人研修制度を通じて企業の活性化・国際化に取り組んでおります。
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研修生サポート担当者の声
企業さんと研修生のコミュニケーションのチャンスを作る − 鐘 顔麗
鐘 顔麗鐘 顔麗

私の研修生との付き合い方、ポリシー

工夫していることは研修生に対して勉強の意欲をいかに高めるかという事ですね。例えば日本語の小テストを作ってあげて、また回収して私が見てあげるとか。見てあげてどこが悪いかどこがいいとか褒めながら勉強してもらってます。基本的なことですよ。普段の生活用語から単語は四季―春夏、湖とか池とか海とか港とか。あとは如何にトラブルを避けるかも工夫しています。‘会社と研修生が如何にうまくコミュニケーションできるかどうか’それが私のポリシーですね。

苦労していること。苦労したエピソード

中国と日本の習慣はちょっと違うとこがあるんでそこはちょっと苦労しています。人間性とか性格とか全然違うから、研修生が主張、強調するものと日本人の強調するものは全然違うからね。それをどういう風にうまく対応するかみたいな。中国人から見た日本人の性格は、結構細かいかな。中国の研修生は細かいところ気にしないところがあるのでその辺日本人にしてみたらちょっとだらしないんじゃないかなと考えると思う。
あと、日本は一番基本的なことが出来なかったら仕事出来る訳がないみたいな考え方だと思うけど、中国ではそんなに大事にしてない。基本は必要ですけど、例えば、仕事で大まかな流れとかが分かると、一番大事なことを覚えたい気持ちになるんですよ。でも日本人は最初一歩一歩で下積みから教えてあげる方針じゃないですか。中国の研修生にしてみたら、小さなことじゃなくて一番メインなことを勉強したいみたいな。そこをお互い強調するんで、緩和するのが私達の仕事やから、お互いに説得しながらやっていくしかない。誰が悪いとかじゃないからね。プライド高いんです、というか前向きかな。早く一人前になりたいような気持ちが強いかもしれないですね。

マナー講座始めました。コミュニケーションを取るすごくいいチャンスだなと思ってます。

マナー講座、内容は基本的な常識、例えば仕事での注意ごととか、食事中とか基本的なマナー、人と話するときに注意することとか。あと、日本人からの外国人に対する苦情を全部まとめて、それを研修生に渡してあげるんですよ。これから少しずつ教えていこうかなと思って。
今回は資料を全部日本語で書いて、上は全部読み方を書いてます。日本語見ながら日本語勉強出来るからね。ケースバイケースですけど、全員対象です。毎回今日はどこまでするとか全部企業さんに相談しながらやっていきます。10回分!毎回テーマが違うんです。
研修生は日本の常識についてのトラブルが多くなってきてます。研修生は、知ってても別にいいやみたいな軽い気持ちがあって、やってしまったみたいなところがあります。でも実際は教えてあげたら一回で覚えるからね。もう同じようなトラブルは二度と起こさないから。私はプロじゃないけど、その常識とかそういう行動によって企業は研修生に好印象をもってくれますから。今のところはまだ始めたばっかりだけど、結構企業さんも興味津々だし。逆にそれがね、私と企業、研修生と企業がコミュニケーションを取る、すごくいいチャンスだなと思っています。
信用を得るっていうことはやっぱり一番大事なこと
- 葛見 幸重
僕が一番嬉しいこと
僕は普段研修生の受入れ企業、つまり組合員さんを訪問して企業と研修生との間をとりもつ橋渡し的な役目をしているんだけど、研修生が企業さんに配属されて3〜4か月してある程度作業に慣れたときね、「あの子たちに来て貰って良かった」っていうそんな言葉を企業さんが言ってくれるときがある。それを聞いたときが僕は一番嬉しいね。
そりゃぁ中にはもちろん不満を言われるところもあるけど、やっぱり昔より今の方がうちの体制もより整ってきて、アフターフォローもしっかり出来てきたから、そういうのは最近あんまり聞かなくなったね。それで来てくれて良かったって時々耳にするようになってきたから、やっぱりそれが嬉しいな。
もちろん、研修生たちが技術習得や日本語の勉強にと頑張ってくれているからそう言われるんだよね。
日本で働く中、企業さんを大事に思う気持ちも自分の中にしみこんでいるかな。言葉にできないけど大事な気持ちだと思う。
驚かされるのは彼らの行動力
豊中から明石や姫路まで自転車で行ったとか、驚かされるのは彼ら、研修生の行動力ね。日本に来たばっかりでも自転車でほんと信じられないくらい遠くまで行ったりしているのはちょいちょい聞くけどね。自分たちであそこのスーパーが安いとか、とにかく自分たちが企業さんに配属になって1ヶ月したら自分の周辺の事は掴んでるんじゃないかな。行動力の広さというか機敏さというのか、その点にはビックリする事があるね。
基本的なことだよな、相手を大事にするってことは
ポリシーって言ったら大げさだけどこの業務をする上で受入れ企業さんに喜んで頂きたいって気持ちは常に持っているのはあるな。私たちの間では顧客視点といっているけど、基本的なことだよな。相手を大事にするってことはな。
あと気を付けていることは約束をきちっと守るってことかな。もちろん迅速に対応するってことも。特に意識はしないけど、やっぱり企業さんのことを考えれば何か問題が起きた時すぐ対応するように動くだろうしね。優先順位に迷う時もあるかもしれないけど、何かあった時はすぐに対応しようって気持ちは持ってるわけだからね。
信用を得るってことを常に考えるよね。信用を得るっていうことはやっぱり一番大事なことだよな。
研修生が3年後、無事に帰国できるように
- 趙 海文
仕事をする上でのポリシー
研修生が3年間、無事に日本で研修を終えて円満に帰国出来るようにすること。途中帰国とかトラブル、近所に迷惑をかけたりとかは極力避けたいですね。そのために研修生と会話する時は友達のように会話しています。特に上からモノを言ったり、強い口調で言ったりするのは基本的にはしません。反感を買ってしまうんじゃないか、という配慮で基本的には友達のように喋ります。当然怒る時は怒りますよ。それは教育しないと分からないから。
例えば、ある実習生で給料を上げてほしいって要望がありました。給料を上げてほしいのは分かるんやけど、じゃあ私はこういう作業が出来るとか、この人より出来たとか、そういうのがないとダメでしょう。だってそこは企業さんが評価するんじゃないですか。この人は良く出来るから給料上げようとか、基本的なスタンスがあるにも関わらず自分は何にもしていない。実際企業さんに聞いたら仕事は普通やし、いっぱい努力している訳でもない。
特に中国の研修生はお金に対する執着が強いですからね。でもその代りに何か出来たかって言うたら何も出来てない。研修生は基本的に僕より年上の人が多いです。なので逆に「年下の僕から教育されて恥ずかしくないの?」って言ったことありますよ。それは自分で感じる事じゃないかなと。相談は乗りますけど勝手にそういうことをしたら怒ります。
日本語だけでなく文化も身に付けてほしい
大事なのは日本語だけじゃないと思うんですよ。3年間も暮らす訳ですから、その国の文化を理解しないでやっていくのは難しいです。やっぱりその文化を大事に、日本語も大事、その後やっと技術が身に付いてくるんじゃないかなと思います。
技術力がいくらあってもその国の文化を吸収できなかったら結局、どっかでトラブルが発生したりする。
例えば、特に日本でよく言われるじゃないですか?挨拶が大事って。現場の実務がいくら出来ても挨拶も出来ない人だったら…評価、されないじゃないですか。だから研修生でも同じように、礼儀正しく。
そういった文化も身に付けてくれるように、気づいたら基本的にその場で言いますね。わざわざ教えはしないけど気になったら、ちょっとおかしいじゃないと思ったらその場で言いますね。例えば上司に対して「ありがとう。」じゃなくて、「ありがとうございます。」と最後まで言いましょう、とか。日本語を早く喋るよりも、ゆっくり喋ってハッキリ相手に聞かせること。「あざ〜〜ぁす!」でも確かに相手は、「あぁ、ありがとうございますって言うてるんやろう。」と思うでしょうけど、そこで敢えてゆっくりでもいいから「ありがとうございます。」とハッキリ言う。じゃあそれで発音悪くても自分の気持ちは相手にきちんと伝わる、そのことが大事かなと思います。
満足して貰えるフォローを
もっと企業さんが満足できるようなフォローが出来ればいいなと思ってます。
どの面についても。日本語にしても、仕事にしても。
ウチの組合を頼ってきて、そこで信用してもらってウチから研修生を受入れている訳ですから。
そこでいろんな工夫をしながら企業さんに満足を与えていければ良いなと思っています。
企業さんと研修生、双方の満足を
- 荘 国強
研修生たちの親代わりとなって
研修生の幸せの為に。それとまた研修生と企業さんから信頼を得られるように努力しています。企業さんと研修生が3年後、満足して無事に帰れるように。こういうことを思って仕事をしています。
研修生たちの親代わりとなって悩み事や心配事のフォローをしています。例えば、一日の研修が終わったあとに研修生から電話がかかってくることが多いです。多い時は一晩で5〜6件でほとんど家に帰ってから。遅くまで仕事する時は僕が職場から電話することも多いですね。
電話で一番心配してるのは健康状態について。病気にかかった時は不安になっているのでその相談を受けます。それと家族と離れ離れになっているので、ホームシックになって寂しい思いをしてかかってきたりします。企業さんから病気にかかった子がいると連絡を受けたら、その状況確認の為に電話して、慰めたり対応を行っています。そうしないと本人達も不安でストレスが溜まります。あとは日本語の勉強をするように言っています。日本語が分かると日本での生活も楽しくなりますから。出来ればストレスが溜まらないように、楽しい生活を送ってもらえるように努力しています。
彼女を紹介して下さい!
研修生で一番面白い話は彼女を紹介して下さいと言われることですかね(笑)。
冗談で、ですけどよく言われますね。例えばウチの組合が受入れている研修生で、女の子がいればその子を紹介してほしいと言われます。
確かに分からないこともないですね。やっぱり彼女を作りたいって年頃の子も多いですので。たくさん女の子を知っていれば紹介してあげたいですね(笑)。やっぱり話をするだけで本人達も楽しいですから、おそらく日本でも楽しい生活を送れるとも思います。ただ女の子のことばっかり考えて研修に身が入らなくなるのは困ります。例えば親しくなると遠い所であっても会いに行ってしまいますから、毎週会いに行くとなると企業さんや私たちも心配ですし、研修に支障が出てしまっては非常に困ると思いますね。
失踪防止のために
ウチは失踪数は少ないですが、それでも1件でも失踪の数が減る様にいろいろと策を考えています。ありがたいことに、今受入れ中の企業さんは生活面でのバックアップや整った生活環境を与えてくれています。研修中も本当に面倒をよく見てくれます。研修生制度は失踪に対する企業さんの心配が一番大きいですから、その失踪防止策をどういう風に立てるかですね。
研修生は日本に技術を学ぶために来ていますが、それと同時に日本語、言語も学ぶことが出来ますし、頑張れば家族への助けにもなります。出来ればいろいろな工夫をして、本人の思いどおりにスキルアップや評価をしてもらえるように何か考えてあげたいですね。
研修生も満足すれば失踪しません。その満足は、企業さんと研修生の両方の為に今後自分で工夫してやって行きたいですね。
それと国に帰ってからが不安ってことで、おそらくもうちょっと日本に居たいということで帰国前に逃げるという可能性もあります。将来が明るいであれば、法を犯してまで、ブラックリストに入れられてまで逃げはしないと思います。
だから例えば技術だけでなく日本語を一生懸命して、ベトナムに帰っても困らずに、いろんなことを見つけられるようにアドバイスするとか。10〜20年先の事を考えて、将来の為に日本で学べる事がたくさんありますから、学んで持って帰ってほしいですね。日本人の仕事に対する姿勢について特に勉強してほしいですね。彼らが日本でその事をしっかり勉強することによって、帰国後、将来的にどこか大手の企業に就職しようとしてもすぐ採用してくれるんじゃないかなと思います。日本で勉強したことを逆に人に教えることも出来ます。それも失踪防止の一環として彼らに話をしてあげるべきではないかなと思います。
帰ってからのフォローアップが不可欠ですね。
自分がいる事によって誰かの役に立ちたい− 宋 勝
宋 勝宋 勝

仕事をする上でのモットー

どんな仕事でも、自分がやる事によって、存在する事によって、誰かの役に立ちたい。もうちょっとキレイな言葉でいえば喜んでもらえれば良いと。まあ必ずしもそうではないですね、喜んでくれなくても良いです。誰かの役に立っていれば。というのは、長いこと大学院にいました。勉強して博士号も取りましたけどもね、何となく誰の役にも立ってないという様な感じがしましたよ。やっぱり仕事をやらないと充実感や生きがいは感じないですね。学問も好きですが、趣味みたいなもんですよ。今の仕事は役に立てていると思いますよ。誰も損していない。

モットーを貫くためにはやっぱり勉強ですね。業務に関する勉強をしています。我々外国人スタッフは通訳と呼ばれることがありますが、通訳だけをしていることってないですね。企業さんと研修生に対するアドバイザーとか、コーディネーターみたいな仕事ですよ。アドバイザーとなれば当然勉強しないと。実際に労務関係や税務関係など、いろいろと企業さんから質問を受けるんですよ。別にそれは私が答えられなくても税理士の先生に聞けば分かるんですが、その場で答えることが出来ればやっぱり企業さんは喜んでくれる。で、その関連の知識も調べて勉強したりしています。だから大体の事はその場で答えられる。研修生関係の狭い分野だったら税理士の先生より詳しいですよ。逆に教えた事もありましたね。
全部最初の考えにつながる、私のモットーにね。

つながりを持ってこそ

以前集合研修で先生をしていた時があるんですが、その時に教えた研修生と教えていない研修生とでは企業さんに配属してからの関係が全然違います。教えた研修生は親密ですね、親しみを感じます。互いにね。何でも相談してくれる。「宋先生」って内心から尊敬してくれますね。だから帰国する時も良い友達みたいな関係です。住所や連絡先を交換して、帰国した後もまた連絡して下さい、煙台に来たら友達ですよ、招待しますよと。定期訪問以外に何らかのつながりを持つことによって随分違います。私が中国へ面接しに行った研修生もいました。合格されて入国しましたがもう全然違いますよ。話をよく聞いてくれるし、よく相談してくれます。嬉しいところですね。多少つながりがあれば全然違います。そういったつながりをもっと増やしたいですね。

研修生が帰国するとき感謝の気持ちをね、感謝の言葉を頂くとやっぱり嬉しいですよ。帰国するときの喜びと、あとは日本語能力試験の2級に合格したとき、あれは嬉しいですよ。教えた研修生でも教えてなくても合格したらいち早く私に連絡してくれるんですよ。研修生に何らかの成果があった時はやっぱり嬉しいですね。
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■まずは、国際貢献への扉をノック!
外国人研修制度は、日本国内に諸外国からの若者を受け入れ、
優れた技能を身につけてもらうことで、国際貢献をはかる国の制度。
2006年には研修生数が8万5千人を越えました。

このごろでは、受入れ企業の比較的年配の担当者様から、
「研修生が素直で真剣に取り組む姿は、自分が若い頃の日本人を見ているようで、
一緒に働くことが楽しい!」とよく言われます。
しかしそんなうれしい話をしてくれる担当者の方も、最初は
「言葉も文化も違う外国人とうまくやっていけるのか?」
「どんな手続きが必要なのだろう。面倒なのでは?」
と、不安でいっぱいだったのです。

そこで関西技術協力センターでは、そんな不安を気軽に相談できるように
無料相談センターを設けました。
相談内容も「○○について教えてください!」という
一言だけでもかまいません!安心してご相談ください。
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