KTCC NEWS
広報誌「KTCC NEWS」
広報誌「KTCC NEWS」
●1月のイベント ~ テト・春節 ~
●ベストショット
~ テレビの取材を受けました ~
●現場中継
~ 防犯講習編 ~
組合スタッフの通訳を介し、真剣に話を聞く実習生たち
●ひと
●ひと
かるた大会で、同時に取った相手に笑顔でカードを譲る姿が印象的だったドンさん。組合寮のリーダーも務めています。
この日はお弁当の取材でクラスを訪問しましたが、突然の依頼にも関わらず快く応じてくれました。
早速寮で作ったお弁当を見せてもらいました。白いご飯に食欲をそそる鶏肉の煮物、加えて野菜たっぷりのスープという理想の昼食。
鶏肉や豚肉は美味しく値段が手頃なので、よく使うそうです。野菜はベトナムと比べてとても高いのですが、他の実習生とシェアすることでうまくやりくりをしているとのこと。
子どもの頃お母さんに料理を習って以来、ほとんどドンさんが作っているそうなので、料理歴は15年以上!
日本の料理もたくさん覚えて、帰国を心待ちにしているお母さんに是非作ってあげて下さい!
●トラブル事例
~ その行動大丈夫? ~
実習生が社宅の庭でBBQを行い、近所の住民から警察へ通報されてしまいました。
当初実習生に罪の意識はありませんでしたが、警察が来たことで問題があったと気が付きました。
ベトナムでは一般の戸建てであれば、BBQをしても問題になることはほとんどありません。
日本では「マナーが悪い」という風評が広がること、火災になったら個人で責任が取れないことなどを理解してもらいました。
文化の違いで起こるトラブルは様々です。些細なことでも、行動する前に企業様やサポートスタッフに相談するよう指導しました。
●コラム
~ 人を育てる ~
受け入れ企業であるJ社の本部長が、実習生を受け入れた理由を話して下さいました。
以前のJ社は新入社員教育がとても厳しく、多くの日本人が離脱していったそうです。
教育する日本人の意識を変えなければならないと感じたJ社は、人を育て自分自身も成長するためのひとつの方法として、外国人技能実習制度の活用を決められました。
現在3期生までいますが、雰囲気も教育の仕方も、受け入れ前より格段によくなりました。もちろんそこに至るまでには、様々な工夫があったそうです。
どうすれば相手が理解できるのかを考えたり、他者を評価する「ありがとう」の制度を取り入れたり。
「実習生が入ることで教育の仕方を改め、継続雇用を意識してくれるようになった」と、現場の日本人を本部長は評価されています。