2019年12月にベトナムより入国し、現在は愛知県のP社にて惣菜製造の技術を学んでいる実習生アインさんより、嬉しい便りが届きました。
彼女のことは
本誌2020年1月号にて「絵画が上手な実習生」として紹介しました。
約1年ぶりのメールにはたくさんの写真と共に、日本での出来事が綴られていました。
まずは実習のこと。最初は不安があったけれど毎日がとても楽しく、その理由として日本人社員との関係を挙げていました。
厳しくも温かい指導で、実習生たちはいつも助けられています。
実習生の成長のために親身になって考え、いつも気にかけてくださる日本人社員がいることは、日々の生活にも良い影響を与えます。
「もっとたくさん話をしたい」と日本語の勉強の原動力になることもあれば、質問しやすい環境により技能が向上することもあります。
アインさんはどんなに忙しくても毎日最低5分は勉強し、なるべく日本人に話しかけるようにしているそうです。
アインさんの日本語文章力がこの1年でとても上達していたのは、そういった理由があるのかもしれません。
新型コロナウイルスの影響で、観光する機会が少なかったというアインさんですが、桜や紅葉といった日本の四季を堪能しました。
メールの2日前には人生で初めての雪を経験。その時の感動や興奮が文面から伝わってきました。
前回本誌にて紹介された際、ベトナムのご両親はとても喜んでくれたそうです。
アインさんはそのことを、「両親への小さな贈り物」と表現していました。
アインさんが日本でどのように過ごしているのか、ご両親が心配されないはずがありません。
日本語の意味は分からなくても、大きく取り上げられた誌面を見て安心されたことでしょう。
今回はたくさんの写真を載せました。とても輝いているアインさんの姿が、「大きな贈り物」となることを願っています。
また素敵な写真を送ってくださいね!